青を、手のなかへ。

特集 — 青いジビエ

青を、手のなかへ。

INDIGO GIBIER SELECTION

藍に沈めた青、デニムのように褪せてゆく青、コシのある硬い青。染めの違いで、鹿革の青にはいくつもの表情があります。随筆とともに、いま出会える一枚を。

青い革は、手元を締めます。茶や黒の革が持つ穏やかさとは違って、青には少しだけ緊張があります。財布を開いたとき、鞄の内側が見えたとき、そこに青があるだけで、持ち物の印象が変わります。

そして鹿革の青は、褪せます。使い込むほど色が抜け、擦れた部分から下地が顔を出す。デニムを育てるのと同じ感覚で、手に馴染んでいきます。買った日がいちばん美しい革ではなく、これから美しくなる革です。

染めの入り方は一枚ごとに違います。同じ「デニムブルー」という名前でも、濃さも、抜け方も、傷の入り方も、同じものはありません。すべて一頭ぶんの一枚革です。

随筆 — でにむぶるー

褪せてゆく青

デニムブルーは、褪せることを前提にした青です。染料を深く入れず、繊維の表層で色を留めているため、擦れる場所から順に色が抜けていきます。角が白く立ち、折り目に線が残る。

新品のうちは、正直に言えばやや平坦な色に見えます。面白くなるのは半年から先です。育てる時間を楽しめる方に向いた革です。

この一枚

鹿革 デニムブルー (PA004)

この特集のなかで最も厚く、面積も大きい一枚です。厚みがあるぶんコシが残り、財布のように立ち上がりが要るものにも使えます。

向く作品
長財布・二つ折り財布・鞄の外装
革
鹿
厚み / 面積
1.4mm / 44ds
品質
穴、スレが殆どない革

売り切れ

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褪せてゆくことが、この革の性能です。

褪せてゆくことが、この革の性能です。

随筆 — いんでぃご

藍が沈む、深い青

インディゴブルーは、褪せる青ではなく沈む青です。染料が繊維の奥まで入っているため、色が抜けるより先に、艶が出てきます。光の当たり方で黒に近く見え、角度を変えると青が戻る。

薄手の個体が多く、しなやかさが際立ちます。裏地や内装のように、面で色を見せる使い方が向きます。

この一枚

鹿革 インディゴブルー (C015)

厚み1.0mm、47ds。この系統では大きめの一枚で、裏地としてまとまった面積を取れます。

向く作品
鞄の内装・裏地・カードケース
革
鹿
厚み / 面積
1mm / 47ds
品質
穴、スレがある革

売り切れ

この一枚を見る

随筆 — はーど

コシのある青

同じ鹿革でも、仕上げを硬くするとまったく別の革になります。しなやかさは減りますが、そのぶん張りが出て、角が立ちます。小物を作ったときの輪郭がはっきりする革です。

柔らかい鹿革で財布を作ると型崩れが気になる、という方は、この系統から始めるほうが失敗しません。

この一枚

鹿革 ハード ブルー (C028)

54ds と、この特集では最大級の面積です。ハードな仕上げなので、コバも比較的処理しやすくなります。

向く作品
カードケース・名刺入れ・角の立つ小物
革
鹿
厚み / 面積
1mm / 54ds
品質
穴、スレがある革

売り切れ

この一枚を見る

CRAFT

この革で、ひとつ

厚みと面積から逆算した、青い鹿革の使い道です。

CARE

青い革と、長く付き合う

青い鹿革は、褪せることが前提の革です。色を保とうとするより、褪せ方をきれいに出すほうが向いています。

油分の多いクリームを塗ると、色ムラが出ることがあります。最初は乾いた布で乾拭きするだけで十分です。濡れたときは、こすらずに水気を押さえ、風通しのよい日陰でゆっくり乾かしてください。直射日光とドライヤーは、色と繊維の両方を傷めます。

擦れて色が抜けた部分は、傷ではなく経過です。無理に隠さず、そのまま使ってください。

FAQ

よくあるご質問

同じ商品名なのに、写真の色が違うのはなぜですか?

染めの入り方が一枚ごとに違うためです。すべて一頭ぶんの一点物なので、同じ品名でも濃淡が変わります。掲載している写真は、その一枚を撮影したものです。

青い革は色移りしますか?

強くこすった場合や、濡れた状態では色が移ることがあります。淡い色の衣類と直接触れる用途では、ご注意ください。

財布に使えますか?型崩れが心配です。

使えます。ただし鹿革は柔らかいため、厚み1.2mm以上の個体を選ぶか、芯材を入れて立ち上がりを作ってください。ハード仕上げの個体はコシがあるので、より扱いやすくなります。

この特集にハギレが混ざっているのはなぜですか?

同じ青の系統としてご覧いただけるよう入れています。ハギレは一枚革と違い、繰り返し入荷します。A4サイズ3枚で3,300円です。

売り切れた革は、また入荷しますか?

同じ一枚は二度と入荷しません。一頭ぶんの一点物のためです。似た色合いの革が入ることはありますので、入荷便り(メールマガジン)でお知らせしています。

あなたの手に、一枚の青を。

あなたの手に、一枚の青を。

同じ革は、二度と入荷しません。

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